山雅ファブリカン

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20歳のとき、自分の力で切り開いていける農業に可能性を感じ、それまで生まれ育った大阪を離れ、祖父のいる岡山へ引っ越し農業を始めました。とても大きな決断でしたが、なぜか自信と希望に溢れ、前をしっかりと見据えていた事を覚えています。葡萄農家として1997年に創業した山雅ファブリカンでは、手間と愛情をそそいでシャインマスカット、ピオーネ、オーロラブラックを生産しています。

葡萄園地の環境

当園は、古代吉備の国の中心として栄えた歴史あるまち、岡山県総社市に位置します。農場のある秦地区は、温暖な瀬戸内気候と岡山県西部を流れる一級河川の高梁川水系の恵により、昔から葡萄の産地として知られています。

葡萄生産に対する想い

山雅ファブリカンスタッフの視点はシンプルです。“ 自分が本当に食べたいと思えるものを丹精込めて作る ” それだけです。

それが“美味しくて安心して食べていただけるもの”だと思うからです。

私たちが作った葡萄を召し上がっていただいて、その美味しさで幸せになっていただく、そこまでがわたしたちの『葡萄作り』だと思い取り組んでいます。

たっぷりの手間と愛情をそそぐことで、まるで宝石のような美しい粒、溢れんばかりの果汁と香りを封じ込めた葡萄に育っています。

還元有効利用による栽培

山雅ファブリカンでは、余分な枝に栄養を取られないために、こまめに枝を管理することで、葡萄の実にしっかりと栄養を蓄えさせます。

選定した栄養の残った枝は肥料として再利用し、安全性にも環境にも配慮した葡萄作りを行っています。

山雅ファブリカンの葡萄

【シャインマスカット】

マスカットの品格ある芳香を持ち、美しい光沢を放つ青（緑）葡萄。種無しのうえ皮ごとバリッと食べられますので、近年大人気の品種となりました。

岡山県産のシャインマスカットは、全国的に評価が非常に高く、送り主のセンスや美味しさへのこだわりを示す贈答としても多くの方から指示を頂いています。

【ピオーネ】

岡山県を代表する黒（濃紫）葡萄のピオーネは、品のある香りとグラニュー糖のような後味の良い甘さが特徴です。
ルックスは巨峰に似ていますが、上品な味わいと濃厚なコクを持ち合わせ、高級葡萄の王様と言っても過言ではありません。
実離れが良ので、皮ごと口の中に入れパチッと噛んでいただければ皮だけが、するりと剥け容易に取り出せます。