農業をはじめる前は、兵庫県の家電量販店で主に販売担当として勤務していました。その中でいつしか物を売るだけではなく、自分で物を作って販売したいという気持ちが芽生え、15年前に岡山に移住、ニューファーマー制度を利用して農業をはじめました。
甘いものが好きなこと、自分で何か価値のあるものを作っていきたいという思いから、作り手によって味がかわるトマトをおくの農園の看板商品にしようと思い生産を始めました。
自然の恵みがたっぷり!
おくの農園は、温暖な瀬戸内気候に恵まれた岡山県南部の海近くにあります。その昔、遠浅だった海岸を干拓して作られたこの地域は、周りに山がないので日照時間が長く、土地には今でも微量な塩分が含まれています。
そんな自然の恵みたっぷりのこの地で、太陽とミネラルをいっぱい吸収して育ったミニトマトは、濃厚で甘みの強いトマトに成長し、樹上でゆっくり時間をかけて一番おいしく完熟した時に収穫を行います。
まるでさくらんぼのようなトマト「プチぷよ」
当園自慢のプチぷよは皮が薄くて光沢があり、さくらんぼのように甘くとってもジューシーで子供にも大人気です。その一方、生産にはかなり気を遣っています。皮が薄いため、虫に食べられやすく、病気になりやすいという弱点があり、納得のいくトマトを生産できるようになるまでに、3年程かかりました。
硬いヘタはトマトを傷つけてしまうので、収穫にも気を使いひとつひとつ丁寧に切ってパッケージしています。
「どこにでもあるけれど、どこにでもはない!」
おくの農園のトマトを食べてくださった方が、笑顔になってくれたら・・・。
トマトならおくの農園のだね!と言ってもらえるよう、日々試行錯誤し愛情込めて栽培しています。
他にも瀬戸内のおいしい野菜いっぱい
おくの農園では、ミニトマトの他にも長なすや小松菜、季節の野菜など、ミネラル豊富な土の特性を生かしたおいしい野菜を栽培しています。