就農のきっかけ
就農する前は、システムエンジニアとして一般企業へ勤務していました。いちご園をはじめるきっかけは、いちご作りをしている知人と話をしたことからでした。そこからいちごの魅力にひかれ、いちごを作りたい想いが強くなり、就農を決心しました。
農業に関してまったく知識がありませんでしたが、独学により現在では当園看板の「かおり野」をはじめ、岡山県産ブランドいちご「晴苺」、「ゆめのか」の3品種を生産しています。
栽培品種
■かおり野 ![]() |
■晴苺 ![]() |
■ゆめのか ![]() |
いちご栽培岡山県方式「はればれプラント」を採用
腰より高い位置に棚を設置する「はればれプラント」という岡山県方式の高設栽培方法でいちごを栽培しています。
この栽培方式により、腰を曲げた姿勢で行うことの多いいちごの栽培、収穫作業が楽になり、プランターでの栽培なので、いちごの株が何株かで独立しており病害虫が付きにくいのが利点です。
岡いちご園のこだわり
①朝採り完熟いちごを、新鮮なその日のうちに発送するよう心がけています。
②環境モニタリングにより、温度や湿度、CO2濃度などを管理し、ハウス内の電照の処理時間や暖房・炭酸ガスの調整を行い、収量やいちごの色艶など品質の向上に努めています。
③土づくりは、はればれプラント専用の溶液肥料に海藻エキスやアミノ酸を含む有機肥料を独自配合したものを使用しています。いちごの生育にあった方法で色艶が良く、甘みのあるおいしいいちごを栽培しています。
④天敵昆虫や微生物を利用することで農薬の回数を減らし、安心・安全ないちごがお届けできるよう栽培しています。
農園地の環境
当園がある岡山県南部のこの地域は、干拓地のため朝晩の気温差があり、周りに山がないので日照時間が長く、いちごの栽培に適しています。
これからも、採れたて新鮮でおいしいいちごをお届けできりるよう、頑張っていきたいと思います。