三宅牧場
三宅牧場は、自然あふれる倉敷市玉島陶の山間で昭和33年より3代続く牧場です。家族で牛を大切に飼い、高品質な生乳を生産しています。2021年5月には中国生乳販売農業協同組合連合会の良質生乳出荷者表彰にて優良賞をいただきました。現在、ホルスタイン牛を55頭飼育、搾乳量は毎日約1,500㎘になります。
就農のきっかけ
牛舎は幼い頃からの遊び場で、ものごころが付いた頃には牛たちは大切な家族のような存在でした。牛を含めて動物好きだったこともあり、高校は岡山県の農業高校へ進学。そこで初めて乳牛について学んでいく中で、今まで家の手伝い感覚でしか見ていなかった酪農の魅力や大変さに気付かされました。
大変だけとやりがいのある仕事に携わっている尊敬する両親への想い、家族も同然の存在である牛たちへの想いから、酪農の道を志すことを決意しました。
実家で夢のチーズ工房を!
高校時代に研修先でいった牧場で初めてチーズ作りを学びました。その時にチーズを作る楽しさ、食べる美味しさに魅了され『牧場を継いだときはチーズ工房を開きたい』という夢ができ、そこからは夢に向かって突き進みました。
高校卒業後は、北海道の大学で酪農について学びながら現地のチーズ工房へも足を運び、卒業後は、帯広にある牧場で1年間、牛の仕事をしながらチーズ作りの勉強をして地元に戻り2021年5月2日念願のチーズ工房「倉敷チーズ工房ハルパル」をオープンしました。
倉敷初のチーズ工房で、ホルスタインの牛乳からチーズを作っています。
チーズの味は生乳で決まる!
チーズは、生乳に乳酸菌と酵素を入れただけのシンプルなものです。だからこそ、原材料である生乳でチーズの味が決まります。
倉敷チーズ工房ハルパルでは、三宅牧場こだわりの高品質でフレッシュな生乳を使用したチーズを手作りにこだわってお届けしています。
地域に根差したチーズ工房を目指して
倉敷チーズ工房ハルパルでは、牛と共に私たちが築き上げた自慢の生乳を通じて、消費者の方と酪農・チーズを繋ぐことができればと考えています。