おおがわら農園は、祖父の代から70年以上続くぶどう農園で、瀬戸ジャイアンツをメインにシャインマスカットやゴールドフィンガーも栽培しています。
就農のきっかけ
私が家業であるぶどう園を継ぐ決心をしたのは24歳のときでした。
もともと家業を継ぐという考えがなく、動物が好きだったことから大学では動物の繁殖学を専攻しました。
就農の大きなきっかけとなったのは、就職活動中に祖父が病気を患ったことで、家業がなくなってしまうかもしれない想いと、自分が今一番必要とされているところは「ここだ」という想いから決心し、大学卒業と同時に就農しました。
おかやま生まれの瀬戸ジャイアンツを栽培
瀬戸ジャイアンツは、1979年に岡山のぶどう研究所「花澤ぶどう研究所」の花澤氏によって開発されました。
私の父が花澤先生のもとで学んでいたことがきっかけで、当園でも栽培をはじめ、今では看板品種となっています。
瀬戸ジャイアンツは、種なしで皮ごと食べることができる日本で最初の品種です。シャインマスカットと比べて皮がさらに薄く、パリッとした独特の歯ざわりがあります。甘さはシャインマスカットよりさっぱりとした味わいで、お子さんも食べやすくなっています。
瀬戸ジャイアンツのほか、シャインマスカットやゴールドフィンガーなども栽培しています。
栽培へのこだわり
大学時代の繁殖学の研究を通じて、食べ物が身体に及ぼす影響など様々なことを学び、また子を持つ親となって改めて食べ物の大切さを感じことを踏まえ、おおがわら農園では美味しいぶどうを安心して食べていただけるよう、日々研究を重ねています。
みんなでワイワイ楽しめるぶどうを
ぶどうの栽培は今でも難しく、日々・年々勉強中ですが、購入いただいたお客さまから「家族で美味しくワイワイ食べたよ!」などとお声をいただくことが何より幸せです。
もっとたくさんの方に、当園のぶどうで「ワイワイ」楽しんで食べていただけるよう、これからも安心で美味しいぶどうを作りを行っていきたいと思います。